「風車は大気循環システムを破壊する」 |
1週間ほど前、新聞に、 「日本は、風力発電では、世界10位で、世界で遅れ、 それに較べ、スペインは、世界で2位であり、 日本は、今後、風力発電を押し進め、環境に配慮すべきだ。」 との趣旨の記事が載っていた。 しかし、この記事は、環境について、日本が遅れている、と言っていても、 一面しか捉えていない! 下記の内容を参考にしてほしい。 地球環境は、ある一面性だけでは捉えられない、 人間が考える環境論は、まだまだ小さく、複雑なものだと思う。 (バルセロナの田中氏へのメールより) 『有座です。 私が、登録しているメルマガの <『科学』という思想信条>を 転送します。 環境論について、鋭い意見を持っているメルマガです。 <風車は大気循環システムを破壊する>など、考えてもいませんでした。 スペインの高温乾燥についてもふれています。 ----- Original Message ----- From: "mag2 ID 0000071236" To: Sent: Tuesday, August 29, 2006 5:37 PM Subject: 『科学』という思想信条 > !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! > > 『科学』という思想信条 2006/08/29特別号 > > !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! > > 当メルマガを購読していただき、ありがとうございます。 > 発行が中断してしまって、申し訳ありません。 > そう言っておきながら、こう言うのもなんですが、時間が無いので、今回は > 差し替え記事です。 > 進化論批判や退化論の話を期待していた方、期待を裏切ってしまって、ごめ > んなさい。 > でも、テーマは、みなさんの現実生活と関係の深いことです。 > それは、環境問題です。 > もう少し丁寧に言うと、『似非環境論が招く環境破壊』についてです。 > 実は、これこそ、発行中断している原因です。 > サマータイム批判から、いつの間にか、似非環境論批判にまで行ってしまい > ました。 > なかなか抜け出せません。 > キリがなくて…。 > 非常に分量が多くて申し訳無いのですが、どうか最後までお付き合い下さい。 > 私も発行再開できるよう努力しますので…。 > よろしくお願い申し上げます。 > > ─────────────────────────────────── > > <自然エネルギー利用こそ最も直接的な自然環境破壊> > > 誤った環境論は、社会に混乱をもたらすだけでなく、場合によっては、かえ > って自然環境破壊を加速させることさえあります。 > NEDO等が進めている風力などの自然エネルギー利用は、まさに、そのい > い例です。 > 二酸化炭素の温室効果による地球温暖化を過度に怖れるあまり、自然からエ > ネルギーを搾取しようとしています。 > が、自然エネルギーは、人間が捨てているエネルギーではないのです。 > 自然を正常な状態に維持する上で必要なエネルギーなのです。 > それを人間が奪い取れば、自然がおかしくなるでしょう。 > 廃油なんかと一緒にされては、困ります。 > > 今回は、まず、そうした愚行の一例として、風車(風力発電)の弊害につい > て指摘してみようと思います。 > > 余談ですが、自然エネルギーは、ちっとも「新」なエネルギーではありませ > ん。 > アメリカ大陸のことを「新大陸」と呼ぶのと似たようなものです。 > そういうものを「新」などと呼んでいることからして、NEDOはろくでも > ない法人であることがわかると思います。 > おそらく、思想オタクと利権屋の巣窟なのでしょう。 > > ─────────────────────────────────── > > <風車は大気循環システムを破壊する> > > 風車(正確には、風力発電)は、風からエネルギーを奪って、発電するもの > です。 > ですから、エネルギーを奪われた風は、ダメージを受けることになるわけで > す。 > > 一方、風は、大気循環という自然のメカニズムの一部です。 > これは、空気の対流で、回路のようなものをなしています。 > ですから、一箇所がやられると、全体に影響が及びます。 > > 以上のことから、風車は、大気循環をおかしくしてしまうものであることが > わかるでしょう。 > > ─────────────────────────────────── > > <大気循環と気象> > > さて、大気循環の役割は、非常に重要です。 > 水と似ていて、温度格差を緩和してくれます。 > これにより、地球は生物の生息できる環境になっているのです。 > 一種の安定化装置のようなものです。 > > 風、すなわち、大気循環は、エアコンのような働きをします。 > 暑い地域を冷ましたり、寒い地域を温めたりします。 > さらに、地上の熱を上空に運び、冷ましたり、放熱しやすくしたりします。 > つまり、過熱(=温暖化)を防ぐ働きもあるわけです。 > > 人間は、風を、とかく「悪者」や「厄介者」扱いしたがるものです。 > ですが、それは、物事の一面しか見ていない証拠です。 > 本当は、ここで述べたように、とても重要な役割をはたしているのです。 > > これだけ重要なものですから、それが乱れると、気象がおかしくなります。 > 地球温暖化が進むと気象がおかしくなる(ことになっている)のは、温暖化 > により大気循環が乱れる(ことになっている)からなのです。 > これは、たとえ温暖化が進まなくても、大気循環が乱(さ)れれば、気象が > おかしくなってしまう…ということなのです。 > ですから、環境のことを真面目に考える人なら、大気循環を乱すようなこと > は絶対にしないでしょうし、してはならないと考えるはずなのです。 > > ─────────────────────────────────── > > <風車と異常気象> > > ここまでくれば、風車が異常気象を招くものであることに気付くでしょう。 > 原理的にそういうものなのです。 > > ついでに言うと、風の異常は、海流の異変を招きます。 > 海流の異変は、海水温の異変を招きます。 > 海水温の異変もまた、気象の異変の原因となります。 > 事の重大さがおわかりいただけたと思います。 > > 実際、風車建設と異常気象には、興味深い相関性があります。 > 風車建設に積極的な地域や時代ほど、異常気象に見舞われる傾向があるので > す。 > > たとえば、日本の異変(たとえば、西日本方面の海水温の上昇など)につい > て語られる時、よく「ここ数年」という表現が使われるでしょう。 > 実は、この10年ほどの間に、風車の数が増え、サイズも大きくなっている > のです。(その結果、出力が大きくなっている。) > 電力会社に購入された電力のデータだけ見ても、約百倍にもなっています。 > 異変が顕著化した「ここ数年」と、ぴたり重なるのです。 > これは単なる偶然でしょうか? > > スペインは、風力発電の盛んな国です。(世界第2位。) > しかも、二酸化炭素排出量は、それほど多くはありません。 > ところが、このところ、高温乾燥の被害に見舞われています。 > > 世界で最も盛んなのは、ドイツです。 > しかし、ドイツでも、夏の温度が上がってきているそうです。 > ドイツと、先に述べたスペインとに挟まれた国=フランスは、熱波の被害が > 酷いそうです。 > > 米国は、ブッシュ大統領が京都議定書を一蹴しましたが、州知事などが環境 > 派をPRする(要するに政治宣伝)ために、風車を乱造しているようです。 > (世界第3位。) > 何しろ、風車は、建設費も運営費も、安い。 > 早く作れる。 > 見栄えもし、素人でも理解しやすく、ビジュアルに訴えられる。 > だから、宣伝にはもってこいで、恰好の公共投資対象になるわけです。 > その米国でも熱波の被害が出ています。(今年は特に酷かったのは御存知で > しょう。) > > これらを単なる偶然と片付けてしまっていいのでしょうか? > > ─────────────────────────────────── > > <無視できるほど小さいままではいられない> > > 二酸化炭素などの排気ガスを出さないという点だけに注目して、マイナス面 > を見ようとしないのは、あまりにも公正さを欠く態度です。 > 風車のマイナス面についても、真面目に考えるべきです。 > > もっとも、このような話をすると、こんな反論が出てくるに違いありません。 > 「風車の弊害は、無視できるほどに小さい。」 > いかにも科学インテリっぽい表現ですが、このような言い分が通用するのは、 > 数が少なくて規模が小さいうちだけです。 > 数が増え、規模が大きくなってくると、もはや「無視できるほど小さい」と > は言えなくなってくるのです。 > 塵も積もれば山となるわけですから。 > 今日の実状を考えるならば、既に通用しないでしょう。 > > ─────────────────────────────────── > > <温暖化熱を利用することは出来ない> > > もう一つ考えられる反論は、こうです。 > 「温暖化すれば熱エネルギーがたまるのだから、それを風車で利用すればい > い。」 > > 残念ながら、この考え方は間違っています。 > なぜなら、地球全体が温まってしまうと、風が強く吹かないからです。 > 風は、温度格差があって吹くものなのです。 > 一様に温度が上がったのでは、ダメなのです。 > 温暖化によってたまった熱エネルギーを風力の形で利用することは、無理な > ことです。 > > ─────────────────────────────────── > > <風洞実験の風とは違う!> > > よくある過ちは、自然の風を、流体工学実験などで用いられる風洞実験の風 > と同じように考えてしまうことです。 > 風洞実験の風は、強制的におこす風です。 > しかも、人為的に。 > ですから、風を送っている側が、風の中におかれる流体機械などによって生 > じる負荷の影響を受けないのです。 > > これに対し、自然の風は、そうはいきません。 > 負荷の影響を受けます。 > そのために、循環全体に乱れが生じてしまうことになるのです。 > > 自然の風を、風洞実験の風と一緒にしてはいけません。 > > ─────────────────────────────────── > > <温室効果→温暖化とは限らない> > > さて、呆れたことに、地球温暖化論者たちは、風車のことを「環境に優しい > 新エネルギー」などと絶賛し、推奨までしています。 > 異常気象の直接的な原因が大気循環の乱れであると説明しておきながら、最 > も直接的に大気循環を乱すものである風車をヨイショしているのです。 > これは話が矛盾しています。 > こうなってくると、地球温暖化説そのものの方も怪しくなってくるでしょう。 > > 彼らは、「二酸化炭素=温室効果=温暖化」という考え方をします。 > しかし、この関連付けは、本当に正しいのでしょうか? > > ここで、こんな経験的事実を思い出して下さい。 > 火傷しそうなくらい熱いシチューを食べる時、「フーフー」して冷まします > よね。 > ところが、呼気には、濃度にして、大気中の百倍以上もの二酸化炭素が含ま > れているのです。 > ですから、地球温暖化説的に考えるならば、「フーフー」すると、温室効果 > が増して、かえって冷めにくくなるはずなのです。 > でも、実際には、冷めますよね。 > > このことは、たとえ温室効果があっても、温暖化を招くとは限らないことを > 意味しているのです。 > つまり、同じ物質でも、運動などの状態の違いによって、働きが違ってくる > のです。 > ですから、濃度だけで単純に議論することは出来ないのです。 > > このことに気付けば、地球温暖化説がいかに杜撰な理論であるかも、わかる > はずです。 > > ついでに言っておくと、冷蔵庫などの冷媒には、温室効果のある物質が使わ > れてきました。 > 「温室効果=温暖化」という論理が、いかに単細胞的な発想の産物であるか > がわかるでしょう。 > > ちなみに、寒い日に、手に「ハ~ッ」と息を吐きかけると温まりますが、こ > れも温室効果によるものではなく、呼気が有する温かさ、すなわち、熱によ > るものです。 > 表面的なイメージだけで判断しては、いけません。 > > かつて、ネックレスなど金属製のものを身につけていると、落雷の被害に遭 > いやすい…と言われていました。 > 理由は、金属は電気を通すからです。 > ですが、今では、この説は否定されていますよね。 > だったら、二酸化炭素の影響も、十分検証すべきではないでしょうか? > > ─────────────────────────────────── > > <科学を蝕むマルクス主義> > > こうなってくると、地球温暖化説が、どのような思想勢力と関係のある科学 > なのか?ということが知りたくなってくるでしょう。 > それは、ずばり、マルクス主義です。 > 先ほど、地球温暖化論者の矛盾の話が出たでしょう。 > 矛盾をありがたがるのは、マルキストの証拠です! > > 京都メカニズムでは、旧・西側から、共産圏(旧・東側の一部を含む)に金 > が流れるようになっています。 > しかけたのは、民主党クリントン政権時代のゴア副大統領だそうです。 > > 二酸化炭素ばかりを悪者扱いするというのは、資本家ばかりを悪者扱いする > のと似てませんか? > 二酸化炭素さえ削減できれば環境がまもれる… > これは、資本家さえ排除すれば「地上の楽園」が実現できる…とする教義と > どことなく似ています。 > > ちなみに、風車建設推進者の中には、いわゆる「反原発運動家」だった人物 > もいるそうです。 > 「原発反対!」は、マルキストたちの十八番ではありませんか。 > > 地球温暖化論者・信者たちの世界を追求していくと、必ずといっていいほど、 > マルキストや利権屋たちの世界にたどり着きます。 > やはり、似非環境論なのです。 > そんなことだから、風力などの自然エネルギー利用のような、かえって環境 > 破壊を促進するような馬鹿真似をやってくれるのです。 > それも、税金を使ったり、国民に負担を強いたりして。 > こんな勢力は、徹底的に叩かれるべきです。 > > ─────────────────────────────────── > > <温度格差と大気循環> > > 異常気象のほとんどは、異常な温度格差によっておこるものです。 > 今年の異常な梅雨も、寒気が強かったために、暖気と寒気とがモロにぶつか > り合い、梅雨前線が寒冷前線のようになってしまったのが原因です。 > 雨の降り方がそうだったでしょう。 > しかも、梅雨前線が、なかなか、北の方へ追いやられなかった。 > これは、寒気団がしぶとく北の方に居座っていたからです。 > なのに、寒気団のことは、スルー。 > > 昨年、大きな被害をもたらしたカトリーナは、海水温の上昇が原因で発生・ > 発達した…と伝えられています。 > しかし、実際には、ある海域で水温が高く、その周辺の海域では逆に水温が > 低くなっていたのです。 > だから、あれだけのハリケーンが発生・発達し得たのです。 > ところが、低い方は、スルー。 > > 本当は温度格差による現象なのに、すべて高温のせいにされているのです。 > このように、地球温暖化説は、スルーによって発展する科学なのです。 > > ─────────────────────────────────── > > <予言を自ら実現する> > > 温度格差について触れたがらないのは、ごもっともです。 > 寒気のことは、死ンデモ触れたくない。 > > それに、風車は、大気循環の働きを鈍らせ、温度格差を広げるものだからで > す。 > 風車は、また、対流により地上や海上を冷ます働きをも鈍らせてくれます。 > つまり、自然のエアコンの働きを鈍らせるものなのです。 > > それだけではありません。 > 風車は、温室効果を高めるものでもあるのです。 > 先ほど、熱いシチューを「フーフー」して食べる話をしましたよね。 > あの話でもわかるように、二酸化炭素を含む空気の流れが速くなると、温暖 > 化させる働きが落ちるのです > これは逆に言うと、空気の流れが遅くなると、温暖化させる働きが上がると > いうことです。 > 風車は、空気の流れを悪くするので、温室効果を高めてくれるのです。 > > そう、なんと、地球温暖化論者たちは、風車を推奨することにより、予言を > 実現するようなことをやっているのです。 > これでは、ハルマゲドン予言を自分で実現してしまったオウム真理教と同じ > ではありませんか。 > > そう、そうまでしてでも信じ込ませたいのです。 > やはり破壊的カルトだったようです。 > > 誤解の無いようお断りしておきますが、私は環境保護主義者です。 > だからこそ、地球温暖化説や自然エネルギー利用論のような反科学的眉唾環 > 境論を見過ごすことが出来ないのです。 > > 呆れるのは、マスコミです。 > 地球温暖化説のためならエ~ンヤコ~ラ!ってな感じです。 > もはや、ジャーナリズムとは全く言えない状態です。(NHKは前からそう > ですが…。) > > 私が愛読(?)している北海道新聞なんか、特に酷いです。 > その北海道新聞の今月28日の一面には、こんな見出しの記事が載っていま > す。 > > 《海水温低下 漁獲減少》 > > 活イカが高値になった理由です。 > > おやおや、地球が温暖化している!と言っておきながら、「海水温低下」と > は、どういうこと? > > そんなことは、気にしな~い、気にしな~い。 > これが、報道と科学(?)の実態です。 > > ─────────────────────────────────── > 発行者:media( mediawoutagau@yahoo.co.jp )』 私のメールを受けて、と思うのが、スペインの気象異常(?)についての、下記の田中氏の投稿である。 『バルセロナ雷雨 室内温度26度 地響きするほどの雷。 一昨日はカタルニア地方に竜巻、被害有り。路上駐車の車や農家のビニールハウスへの被害もあり洪水も同時に起こっている。 秋の訪れ、大雨降って地固まるか。 道路も車も泥だらけトラックやゴミ箱も段ボール箱のように水の流れにそって燈籠流しにも似ている。 たしか日本の盆も燈籠流しが行われるがスペインでは自然による秋口の燈籠流しといったところ。 恒例行事となっているが有り難くはない。 どうすれば被害から逃れることができるのか。 少しでも自然環境への思いやりが必要だろうね。 最近は各国でクリーンエネルギーだといって街外れに大きな扇風機をつけているようだがこれにも限度がある。 その限度を越えると自然破壊が起きる。 地場産業も同じ事が言える。 資源を取り尽くすほどの産業や工業も自然破壊に結びつくと言うことである。 そこで、どの程度の調整をすれば良いのか問題となる。 その問題解決のキーワードは人々の倫理またはモラルにある。 Last updated 2006/09/14 06:23:40 PM』 なお、私は、ずいぶん前から、新聞・テレビのニュース等に興味を無くした。所詮、今の時点で、マスコミが興味を持った事件と称する束の間の事柄を、さも客観的に評しているように、騒いでいるだけのように感じている。ついこの前、騒いでいたことも、ある事件が起こると、前のことはすっかり忘れている。(記事の内容が間違っていても、小さな記事ですましている。) |
by mohariza2
| 2006-11-25 14:52
| 宇宙と地球・世界の根源
|
<< 昨日の出来事 | 何故、ここに記すか? >> |